老後資金を貯めるために具体的にしたこと&すること
こんにちは、文月です。
今回は「老後資金を貯めるために具体的にしたこと&すること」について書いていきます。
将来65歳まで働きつつ貯蓄を続けていくにしても、現在40代の私が銀行でお金を積み立てていったところで、貯まる金額なんてたかが知れています。普通預金の金利0.001%が普通になってしまった今、「お金を預けることによってお金を増やす」ことはほぼ不可能。元手がないのなら、なおさらです。
よって、ネットで広い集めた浅い知識を総動員した結果。
- 投資をする
- 収入を増やす
この2点で、老後資金を貯めていくことにしました! …普通すぎ?
投資をする
これはもう、つみたてNISA一択です!
年間40万円までの投資が20年間可能で、その間に増えた金額(運用益)については非課税になる制度。年間40万円は、1ヶ月あたりに換算すると33,333円です。もの足りないと感じる人も多い金額かも知れないですが、自分にとっては決して簡単に捻出できる金額ではないけれど、頑張れば不可能でもないといった、ほどよい金額設定に感じました。
つみたてNISAは長期で積立てながら運用していくので、老後資金づくりにぴったりだそう。しかも、もし積立てを継続できないような、万が一の事態がおこったとき(病気など)、いつでも引き出したり、ストップしたり、積立額を変更できたりといった融通がきくところが、他の貯蓄がない自分にはいいのではないかと思いました。
つみたてNISAと一緒に、iDeCoもはじめようかと考えました。
iDeCoは、私的年金制度。運用益が非課税なうえ、積立金(掛金)の全額が所得控除の対象で、所得税と住民税が節税できるという素晴らしさ!!
とくに私は派遣社員なので、住民税は普通徴収で給与天引きじゃないんですね。普通徴収は年4回にわけて納めるので、1回の額が大きいんです! これがある月は本当に苦しいんです! そんなわけで、住民税が少しでも減るなら嬉しい――と申込書を依頼するくらいは乗り気だったんですが、iDeCoには痛すぎるデメリットがあるんです。
それは「60歳まで引き出しができない」ということ。そうはいっても、例外はあるんでしょ? と調べてみたところ、あるにはあるものの条件が相当厳しいんです。まあ、そりゃ「年金」なんだから、ほいほい引き出されたら成り立たないですもんね…。
というわけで、いくら節税効果抜群とはいえ、ある程度、自由になるお金がないと恐いなあと思い、今回は見送ることにしました。
3年後から節税のために、スタートできるよう頑張ります。
もうひとつはLINEワンコイン投資line.folio-sec.com
2020年5月から「面白そう」と思い、週500円からはじめたもの。今は1,000円に増やしました。ロボアドバイザーが全部自動で運用してくれます。とても手軽なわりに、評価損益もいい感じ。目標10万円に設定したので、そこまで続けてみるつもりです。
予備預金は、今まで予備費口座へ入金していた額をそのままスライド。ちなみに入金していただけで、すぐ使っちゃってたので残高はほぼありませんw
手元資金として、せめて100,000円は普通預金口座にいれておいたほうが安心かなあと思い、とりあえずそこを目標に。目標をクリアしたらiDeCoか投資に回します。
予備預金はともかく、今までできていなかったのに40,000円近く貯蓄するわけです。
この捻出先はどうするのかというと、コロナで全て無くなった、オタ活費用(身バレ防止のため詳細は内緒)、スポーツクラブ会費、月に何度かの飲み代――浮いたこれらのお金+節制をしてあてるつもりです。どれだけ散財していたんだ…。
次回は「収入を増やす」について書こうと思います。
老後資金を貯めるために、まずはじめにしたこと。
こんにちは、文月です。
今回は「老後資金を貯めるために、まずはじめにしたこと」について書いていきます。
自分には老後資金として最低でも1,000万円が必要だとわかりました。
ですが、貯蓄ゼロの私には1,000万円どころか100万円ですら貯められる自信がない。
まずはスマホで「40代 貯蓄なし」とか「シングル女性 老後」だとか「40代から 1,000万円」とか、検索しまくりました。
すると、奈落の底から淵くらいまでは這い上がれそうな、成功体験がたくさん出ているではありませんか!
この場合、記事が真実か脚色かウソなのかなんてどうでもいいんです。
「もしかしてこの歳からでも、1,000万円を貯めるのは不可能ではないかも…!?」
と希望をあたえてもらえただけで十分!
まずは借金を完済する
毎日「お金を貯める」ことについて情報を集めつつ、何をするにもまずはカードローンの借金を返済してからだ、と決意します。
このカードローン、10年以上前に軽い気持ちでカードを作ったのがきっかけで、借金の額が減ったり増えたりを繰り返しながら、ずっと毎月返済をし続けてきたものなのです。これまでに支払った利子の総額はいくらになるのか!! 考えないようにしている…。
ピーク時は70万円を超えていましたが、完済を決意した2020年2月の時点では288,751円の借入でした。返済の終わりが見えないような額ではないけれど、月10,000円くらいの返済では2年半近くもかかるという、やっかいな金額。
今まで10年以上、毎月返済し続けてゼロにできなかったものを、同じ手法で返せるとも思えません。
そこで、副業をして一気に返すと決め、2月~6月まで平日3日の夜+土曜日の日中の週4日、コロナ禍第一波のまっただなか感染におびえつつ、コールセンターでテレマ(営業です)の仕事をしました。この副業については、またそのうち書きたいと思います。
副業で得た収入は全額返済にあて、絶妙なタイミングで支給された10万円の給付金も全て返済につぎこみました。
そして、とうとう2020年7月15日(副業の給料日)に完済!!
晴れて借金のない身となったのです!!
私が貧乏体質なのは、このカードローンも一因だった気がしています。10年以上にもわたってピタッと寄り添われた貧乏神的存在だったというか、運気をさげる存在というか。お金はお金があるところに集まるといいますし。
2020年7月。1,000万円までの道、まずはスタートラインに立ったところです。
老後資金の必要性を自覚する
はじめまして。文月と申します。
老後資金を貯めるべく、貯蓄や副業のことなどブログで記録していこうと思います。
老後資金2,000万円問題
40代シングルにして、まさかの貯蓄ほぼゼロ。そのうえカードローンの借金まであり、しかもそのお金が何に消えたのか、さっぱり把握できていないズボラさ。
コールセンター勤務の派遣社員、特別なスキルがあるわけでも、実家が資産家なわけでも、玉の輿婚の未来があるわけでもないのに、老後への危機意識ゼロで生きてきました。
働けなくなったら「生活保護でももらえばいいや」くらいに、軽く考えていました。
そんな自分を目覚めさせてくれたのは、昨年2019年に話題になった「老後資金2,000万円問題」です。2,000万円は夫婦ふたりの場合の資金額なので、そう単純なものではないでしょうが、ひとり分なら2で割って1,000万円です。
貯蓄ゼロの人間にとって、1,000万円は非現実的な金額です。
そのときも「どこの世界の話だよ」と馬鹿馬鹿しくすら思いました。いつもなら、これで老後のお金についての話はたちまち脳裏から消去されるんですが、この問題に限っては何かがひっかかったんですよね。
老後の生活費といえば年金です。そのために、就職してからというもの厚生年金を払い続けてきたわけです。が、いくらもらえるのかを考えたことがありませんでした。
そもそも私って年金をいくらもらえるの? 年金だけで暮らしていけるの?
40代にしてはじめて思いいたる…アホすぎて笑うしかない。
老後資金はいくら必要なのか
年金やら税関係の書類を放り込んでいるファイルから、開いてさえいない昨年のねんきん定期便をひっぱり出し、ねんきんネットで将来の年金額を試算しました。
結果は、60歳まで現状と同程度の厚生年金を払い続けた前提で月あたり10万円ほどの支給額でした。
正直、思ったより高かったので内心少し安心しました――いやいや、待て!
実際、老後はいくらあれば生活できるのか、計算してみないと!
実家は持家で私と妹(既婚)が相続をすることになるものの、この家に住むことはないし、売却したとして実際手元に残る資産がいくらなのか見当もつかないので無しと考える。
現在の生活費などの経済状態から考えて、仕事を辞めたあとも賃貸料を含めて15、6万円あれば余裕で生きていけるだろう。そうなると、年金との差し引きで、月5~6万円の足が出る計算になる。
年金金受取開始を65歳からとして、そこから20年生きたとしたら?
プラン① 毎月の赤字6万円×12カ月×余命20年=1,440万円
は? 1,000万円を優に超えてますけど…。
ま、まあ、現役を退けば車は手放すし、赤字は6万円→4万円に削ってみよう。
プラン② 毎月の赤字4万円×12ヶ月×余命20年=960万
おお、なとか1,000万円を切った…。でも、おおよそ1,000万円!!
しかもこのプラン②で老後資金が足りる前提は、病気をせず健康であること、かつ86歳前に死ぬ必要があるという…。
こんな底辺層な貧乏女の老後生活にさえ、1千万円もの大金が必要なのかと、奈落の底に突き落とされてはじめて老後資金の必要性を自覚したのでした。
せめて10年前に気づけよ、自分!